お墓を建てるときに必要な手続き

お墓を建てるときに必要な手続き

自分がどの宗教で、どの土地に建てればいいのかなどの確認から始まり、実際に建てるとなった場合には使う土地を借りる権利、つまり「永代使用権」をその土地の所有者と契約する必要があります。あとは石材店などでどのようなものにするかを選んだり、必要なものを購入しておくという段取りであるため何も特別なことはありません。
実際にお墓を建てるとなった場合に特別な許可はありませんが、埋葬するまでには必要な手続きがいくつかあります。
まず誰かが亡くなった際には「死亡届」を市町村役場に提出する必要があります。その後市町村役場に「火葬許可証」を発行してもらい、それを火葬場に提出します。無事に火葬が済んだら、この「火葬許可証」に火葬済みの印が押されることによって「埋葬許可証」となります。その「埋葬許可証」を埋葬地の管理者に提出することでやっと埋葬が可能となるのです。
人の死期というものは正確には分かりません。長い病院生活の末亡くなってしまう人もいれば、事故などで突然亡くなってしまうという人もいます。そのためなるべく元気なうちから、いざ死んでしまったときのために備えておくと多少なりとも周りの家族が慌てることも少なくなります。